ダニークエストⅠ 導かれし者たち その1 ダニーに出会う・・・前の出来事

今回プレイに使用するのは、SFC版のドラクエ5です。
PS2やDS版もあるのですが、やっぱり一番プレイがしやすいSFC版でいくことにします。
ただし、普通にプレイしたのでは面白くありません(いや、面白いんですけどね)。
今回は以下のような制限でプレイすることにします。

仲間モンスターの制限

一般的に言われる「メジャー」なモンスターの利用を禁止(スライム、スライムナイト、ゴーレム等)。
マイナーなモンスターであっても、強いモンスターの利用を禁止(メッサーラ、ケンタラウス等)。
「メジャー」であっても、「弱い」モンスターは利用可能(ドラキー等)。

メジャーかマイナーかは個人の主観によって分かれる部分ではあるのですが、
一般的にあまり使われることのないモンスターを利用してクリアーを目指すことにします。

人間キャラの利用禁止

これは制限プレイの代表的な縛りとなりますが、人間キャラは一切利用しません。
強制的に戦闘に加わる場合は、意味の無い道具を使って強制キル。回復も不可とします。
主人公が覚える「ルーラ」も禁止としますが、イベントで利用するしかない場面は省きます。

他にも、リセットの禁止、カジノの禁止、裏技系の禁止(ひとしこのみ技等)も付け加えておきます。
リセットの禁止はそこまで厳しい制限でもないのですが、今回のプレイにおいて、
この制限によって後々えらい目をみることとなります。

プレイ開始!

さて、久々のプレイです。
まずは幼少期をさくっとクリアー。青年時代に突入し、修道院でセーブデータを3つ保存しておきます。
(他の制限プレイで利用するための下準備完了)

ちなみに、主人公の名前は「ゴクアク」。この名前は初プレイ時よりずっと変わらず使用している名前で、
「極悪人」から名前をとっています。ろくな人間じゃないのは確かでしょう(笑)
子どもたちの名前は「サイアク(最悪)」と「レツアク(劣悪)」。
当時、小学6年生だった私ですが、なんともなネーミングセンスですね。

さて、話は本編に戻りまして、まずはオラクルベリーで馬車を300Gで購入します。
これでモンスターを仲間にする条件が整いました。
さっそくダンスニードルのダニーを仲間にするため、ラインハットの関所付近へ向かいます。
その道すがら、スライムに遭遇。スライムなのでさくっと倒しますが、
当然のようにむくりと起き上がるスライム。

・・・と、ここでとある制限プレイの追加ルールを思いつきます。
ダニーを主人公として利用するのはもちろんですが、その前座?として、
「スライム」の利用も可能とすることにしました。

スライムはどメジャーなモンスターではありますが、
通常のプレイでは他に強いモンスターが加入するまでの繋ぎとして利用されていることが多く、
馬車の中で待機→モンスターじいさん送りにされてしまうという、悲しい境遇を持った仲間モンスターなのです。

というわけで、スライムを仲間にすることに。
スライムの「スラリン」を仲間にしたことによって、人間チームはみんな馬車の中へ。
主人公の持ち物は「ビアンカのリボン」のみですwこのネタは分かる人には分かるネタでしょう・・・w
ヘンリーは途中で死んでもらい、以後ずっと棺おけの中で「道具袋」として過ごしてもらうことになります。

ここからスラリンの一人旅が始まりました。
ダニークエストなのに、まだダニーは出てこない最序盤の展開となりますw

幾度の全滅を乗り越えて・・・

ちなみに、装備は定番の「やいばのブーメラン」と「スライムの服」「おなべのふた」「とんがりぼうし」。
ずっと馬車の中で育てるのであればこれでも十分なのですが、
ここから暫くはスラリン一人で戦う必要があります。

スラリンの初期ステータスは、HPが僅かに「8」しかありません。
所詮はスライムなので、当然のステータスではあります。
そしてこのHPの低さが問題で、オラクルベリー周辺に出現するモンスターの殆どに手も足も出ないのです。

べビューニュートの打撃orギラで即死。ガスミンクの打撃でも一撃OUTです。
わらいぶくろもメダパニやラリホーを高確率で喰らってしまうのでその時点で全滅決定となり、
実質倒せるのが「スライム」か「ブラウニー」だけとなってしまいます。

しかし、スライムだけの出現であれば余裕で倒せるのですが、得られる経験値がスズメの涙です。
レベルアップには程遠い・・・。

そこで、攻撃力の低いブラウニーを何とか撃破する必要があるのですが、
たまに出る「痛恨の一撃」が痛すぎる・・・。15の固定ダメージを受けることになるので、
レベル1の状態では一発で即死なのです。

というわけで、スラリン一匹で戦うための戦略としては以下の通り。

  • 薬草と聖水をたくさん買い込み、持ちきれない薬草は全て預ける。
  • ヘンリーは棺おけに入ったままですが、道具袋として利用。
  • 戦うモンスターはスライムかブラウニーのみ。それ以外は逃げる。
  • スラリンが倒された際の復活にかかるお金は10G(レベル1の時点)。以後、何度も全滅を繰り返すことになるので、お金があるうちに「聖水」を大量に買い込み、お金が尽きたらそれらを売ってスラリンの復活費用に充てる。
  • 幼少期に拾っておいた種類はすべて使わずに置いてあるが、これらは全てダニーに利用する予定なので使わない。

こんな感じです。まずはレベルを2に上げて、最大HPを19にして、
ブラウニーの一撃に耐えることができるようにならなければ・・・。

しかし、以後ずっと全滅と復活の繰り返しとなります。
このパターンで何がしんどいかというと、スラリンがやられた後の事後処理です。

スラリン撲殺→馬車の中から主人公(ゴクアク)が出てくる→全滅するまでビアンカのリボンの臭いを嗅ぐ。
そして、全滅して教会に戻り、スラリンを復活させてまた戦う・・・。
この作業を延々と繰り返すことになります。
リセットは禁止としているので、希望の敵(スライムかブラウニー)が出てくるまで、
何度も何度も全滅することになります。

レベルが2になるまえに、聖水貯金が尽きればそこで終了となります。
いや、実際問題、レベルが2になってもスラリンのHPは僅か19しかないので、
これでもまったく太刀打ちができないのです。

ちなみに、私の場合はレベルが2になるまでにプレイ1日目が終わりました。
ブラウニーも3匹で出現するパターンは全滅決定です。
スライム一匹+ブラウニー1匹のパターンでも勝率は5割ほどでしょうか・・・。

しかし、都合よくその組み合わせが出てくるわけでも無く、
ベビューニート&ガスミンク&ブラウニーの恐怖に怯えながらレベル上げに勤しみます。

そしてついに、スラリンのレベルが2となり、HPも19まで増えました。
こんなに嬉しいレベルアップはいまだかつてありません(笑)。
ニコ動でも同様のスライム縛りの動画があるのですが、やはり相当の苦労があったみたいです。

とにもかくにも、一旦これで一息・・・つけるはずもなく、次のレベルにアップするまでも、
同様の地獄のような作業を続けることとなります。

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